みなさん、ごきげんいかがですか?カチョーでございます。ゴールデンウイークも終わって、またいつもの日常が始まりました。みなさん休日は充実していましたか?カチョーとキクリンはもっぱら生徒さん方のレッスンをさせていただきましたが、中にはお休みだからこそレッスンに来ていただけるという方もいらして、そんな時に私達を思い出して足を運んで下さることは、ありがたくも嬉しいことです。
さてそんな中、ゴールデンウイーク最後の日曜日だけ、私達もお休みをいただきました。前からこの日は二人でお買い物に行こうと思っていたのですが、朝起きて突然キクリンが「清水寺に行くぞ。」と言い出しまして、清水寺にも行くことになりました。お出かけの準備に時間のかかる私にものすごく不機嫌になったキクリンと共に、とりあえず出発(でも女子は男より準備が多くて時間がかかるんだよ!!)。微妙な距離感で清水寺まで向かいます。当日は晴天で、観光客も多く賑わっていましたが、花見小路から少し外れるだけでグッと人の数も減って、粋なお茶屋さんの並ぶ京都らしい町並みが続きます。そこからどこをどう歩いたのか、五重塔に出て、二条坂のあたりではキクリンも機嫌が直ったようで、写真を撮りながらウキウキと歩いておりました。
私には全くその気はないのですが、キクリンはいわゆる霊感と呼ばれるものがあるようで、いろいろと苦手な場所があるそうです。たとえば下鴨神社の特に糺の森。足を踏み入れることもできないほど、恐ろしい気配がするんだとか。それに反して清水寺は大好きなんだそうです。私も清水寺は何年ぶりかで行きましたから(しかも春の昼間なんて)忘れてましたが、お寺に入ってすぐにああ、確かに素晴しい場所だな、と思いました。視界いっぱいに広がる山々の新緑は若々しい透明感に満ちていて、圧倒的な迫力で迫ってきます。こんなに目の中が緑一色になったのも久しぶりです。空気もなんだか酸素が多いのか、だんだん脳がクリアになって気分も良くなってきます。おまけにキクリンが引いたおみくじが何年かぶりに大吉で、二人ですっかり上機嫌です。キクリンの突然の思いつきで出てきた清水寺ですが、来て良かったな、と思いました。
帰りはまた二年坂の横のお店を覗きながらフラフラと歩いてくだり、河原町でお買い物をして、そのまま食事を済ませて帰宅しました。久しぶりに練習もせずによく遊んだ一日でした。
しかしながら、京都というのは少し足を伸ばせば清水寺のような素敵なお寺を訪ねることができて、いい所だな、と改めて思います。また、その周りの町並みも、建物の高さが低く自然が豊富で心和みます。大阪や東京に行くと、建物がやたら高いのでビックリしますが、あえて近代都市化せずに景観を守ったところが、今また京都を魅力的にしていると思います。おかげでとってもリフレッシュできました。次は来月のインターシーズンに向けて、頑張ります!!