みなさん、ごきげんいかがですか?カチョーです。ふと気付くともう桜も散ってしまった後で、今年の春も相変わらず忙しいまま過ぎていきそうです。
ちょっと前に久しぶりにしっかり風邪をひきまして、熱こそ出なかったものの喉が激しく腫れて、一時は完全に声がでなくなってしまい、このまま治らずにこんなかすれ声が定着してしまったら嫌だなあ(-“-)なんて思っていたのですが、今はまた以前と変わらない美声(笑)が戻ってまいりました。しかしながら、いつまでもシツコイ風邪でしたので、みなさんもお気をつけあれ。
さてその喉を痛めている間に、安静にするために布団にずっと横たわっていたのですが、それもだんだん飽きてしまったので、今話題の「ボールルームへようこそ」という漫画を遅ればせながら読みました。
内容はというと、特にとりえのないどちらかというと貧しい中学生男子が、街で偶然出会ったプロ10ダンスチャンピオンに連れられてダンスを始め、その素晴しさに引かれていくうちに頭角を現していく・・・といった感じです。まだ連載中ですので、これからどうなっていくのかはわかりませんが、とにかく漫画らしい漫画ですね。ダンスをしている者から見れば、そんな馬鹿な(-_-;)といったツッコミどころはいっぱいなのですが、ダンスをするうちに感じる悩みや葛藤、ダンスに対する情熱など理解できる心の機微も多く描かれていて、興味深く読みました。
ダンスも漫画になるほどメジャーになったのかと思うと喜ばしいことですね。この作者は大学時代にダンス部だったそうです。漫画家になるという夢を忘れてしまうほどダンスにはまっていたのだとか。なるほど、そう言われればダンスに愛情を感じる作品です。そして読むうちに、ふと私達が忘れていたダンスへの想いを思い出させてくれます。お暇な時間がある方は、ぜひ一度読んで見てください。