みなさん、ごきげんいかがですか?カチョーでございます。カチョーはなんだか喉や鼻の調子が悪く、風邪でもひいたかと思っていたのですが、ニュースを見ているとどうやら秋花粉に反応しているようです。今はブタクサなどの花粉が飛んでいるそうで、風邪のような症状がでるそうです。そういえば毎年この時期は鼻がグズグズしています。カチョーは特にキツイ花粉症持ちではありませんが、来年の春の花粉は相当大量とのことなので、今からカテキンを採って免疫をつけねばなりません。みなさんもご注意あれ。
さて10月に入りまして、プロ選手にとっては秋のコンペ・シーズン真っ只中でございます。特に今週末はJBDF選手権という全日本戦が名古屋市であり、私たちは今年もなんとか選抜枠に入れていただくことができました。現在はクラス戦とオープン戦の二つが終わって調整中なのですが、夏からの疲れが溜まってか、キクリンの膝や股関節が悪く、痛みで練習を中断するような時もありました。そんな時、ある生徒さんがとても良い整体の先生を紹介してくださって、ここ最近はおかげさまで調子よくコンペに臨むことができます。その先生は日本ハム・ファイターズのプロ野球選手の専属トレーナーをしていらして、ご本人もプロ野球選手だったそうです。先生ご自身がスポーツ選手だったことと、怪我をされて野球を断念された経験から、とても親身になってくれますし、スポーツ選手の心理をよく理解してくださいます。また、筋肉の説明や、体の使い方もアドバイスしてくださるので勉強になります。
整体に行くときは、いつも二人で一緒に行くのですが、施術後にキクリンとホールドを組むと、とっても腕が長くなって胸も広くなるのでビックリします。私も腰や肩がすっきりして動きやすくなっています。プロとしてダンスをしているかぎり、いつもどこかしら体が痛いのなんて当然だと思って放置していた私たちは、それが自分たちのパフォーマンスを低下させていたことを身をもって理解しました。痛みはなくとも、筋肉に張りやコリがあると、そのせいで本来の力を出し切れずに終わるのです。例えば練習中、どうしてもできない動きがあって、私達はそれを今までテクニック不足だと思っていたのですが、本当は痛めた部分を自然に体が庇っていたり、筋肉が固まって充分稼働していなかったりして、本来ならできるはずなのにできないようにしていたわけです。今までダンスに関していっぱい喧嘩をしてきた私達ですが、実は疲労によるパフォーマンスの低下が原因だったことがわかって、喧嘩をしてきたことが馬鹿馬鹿しく思えてきました。最近は、練習前に二人で体の筋肉をほぐしたり、肩甲骨を伸ばしてあげたりしてからホールドをするようにしています。縮まった関節の稼働域を広げて、まずは体を動きやすくしてあげてから練習すると、以前より効率よく踊れるようになったと思います。
体調管理もプロの仕事だとは思っていましたが、単に病気にならないということだけでなく、ベスト・コンディションでパフォーマンスできる体作りというのも考えていかなければならないな、と痛感いたしました。JBDF選手権にむけて、あとわずかではありますが、できるだけ良いコンディションでいられるように努力していきたいと思っています。カチョーでした。